大黄+芒硝

大黄、芒硝の基本

 大黄(だいおう)、芒硝(ぼうしょう)は「瀉(しゃ)」の性質を持ちます。これは捨てるという意味です。過剰になっているものを捨てる作用です。そして捨て去る対象は4つあります。過剰のことを東洋医学では実(じつ)といいます。
 またどちらも理気剤なので守備範囲があります。

大黄、芒硝の瀉の対象

1)食の実  便秘の改善 
2)気の実  気滞(きたい)を改善
3)血の実  瘀血(おけつ)の改善
4)熱の実  鬱熱(うつねつ)の改善

大黄、芒硝の守備範囲

大黄 腹部
芒硝 腹部


 このように大黄、芒硝には血が滞っている瘀血(おけつ)、熱が滞っている鬱熱(うつねつ)も瀉の性質により通す作用がありますが、守備範囲が腹部だけなので全身の血行を良くしたりするわけではないのでそこは注意が必要です。

承気湯(じょうきとう)について

 大黄と芒硝のペア魔法が入った方剤は承気湯(じょうきとう)という名前がつきます。

承気湯一覧

1)調胃承気湯(ちょういじょうきとう) (大黄、芒硝、甘草)
2)大承気湯(だいじょうきとう) (大黄、芒硝、枳実、厚朴)
3)桃核承気湯(とうかくじょうきとう) (調胃承気湯、桃仁、桂枝)

  • 最終更新:2017-02-28 20:56:09

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